会社設立の準備をする

サムライ2000ブログ
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会社は一定のルールに基づいて運営されていくものです。
この一定のルールの原型となるものが定款であり、定款は会社における憲法になる部分でもあるのです。

会社設立を行う時は、この定款を作成し、公証人役場での認証を得る事が必要となります。

しかし、定款には様々な決め事を記していかなくてはなりませんので、時間もかかるのです。
そこで会社設立を考えた場合の準備として設立事項を決めていく事が大切です。

会社を2人以上で作ろうとする場合は、2人で話し合いを行い、一つ一つ決め事を作り上げ、それを議事録としてメモをしていく事が必要です。
尚、株式会社設立では、発起人を決める必要があります。
発起人についても、誰を選任するかと言う事で、発起人会を開催し、そこで取り決めを行い、議事録として残しておく必要があります。

議事録には全員のサインが必要で、サインがある事で後でトラブルを回避出来るという利点があります。

設立事項として決めておく必要があることは、商号でもある社名、会社の事業目的、会社の本店の場所、資本金の額、役員の選任、事業年度、そして主となる取引銀行などであり、これらをまとめておく事で、定款を作成する時にスムーズに書類を作成する事が可能になるのです。


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